よくある質問
- 薬によって飲む回数が違うのはなぜ?1日1回のお薬は強い薬なの?
薬によって作用が持続する時間が違うために、1日中効果を維持するために必要な薬の量や薬を服用するタイミングが違います。1日1回のお薬は体から減っていくスピードが遅いために何回も飲む必要がないお薬で、回数が少ないから強いというわけではありません。
- 頓服(とんぷく)とはなんですか?
症状に応じてお薬を使うことです。一般的には飲み薬に対して使います。発熱、痛み、吐き気や何かしらの発作などの症状が出たとき、そのタイミングでお薬を服用する時そのお薬を頓服薬と呼びます。食前、食後など医師の指示したタイミングではなく自覚症状に合わせての服用になるため、次の服用までの間隔、1日服用可能回数をお薬ごとに確認してください。
- 粉薬が苦手なのですが、どうすればいいですか?
粉薬から錠剤に剤型を変更できる薬もあります。粉薬しかない場合は、お薬ゼリーやオブラートなどお薬が飲みやすくする商品などもありますので、薬剤師までご相談ください。
- 飲み忘れを防ぐ方法はあるか?
携帯のアラームなどをかけておき、いつも同じ時間に服用すると忘れにくくなります。周りの方にもそのことを伝え、飲んだかどうかを確認してもらうのも良いかもしれません。いざ服用するときにすぐに見つかるよう、一定の場所に保管するようにしましょう。
- 食事の時間が不規則です。それでも食後に飲んだ方がいいですか?
薬の種類によって食後に服用しなければいけないもの、時間で服用できる薬があります。薬剤師までご相談ください。
- 薬を飲んで副作用が出た場合はどうすればいいですか?
副作用なのかどうかの判断も含めて、受診して医師の判断を仰ぎましょう
- 漢方薬は食前に服用となっていますが食後でも構いませんか?
食後になるようなら食間まで待ってお飲みいただく方が良いです。ほとんどの漢方薬は消化液で変質してしまうため大量に分泌される食後ではなく、食前または食間の服用となっています。一部の漢方薬では胃への刺激を減らすためあえて食後に服用するものもあります。また、消化液による変質が治療効果に影響を与えるほどかといえば飲み損ねたままにするよりは食後にでも飲んだ方が良いでしょう。
- 症状が良くなったら薬を中止したほうがいいですか?
病気によるので中止時期は主治医に確認してください医師や薬剤師に相談しましょう。服用によって体調が安定している場合は体は回復途中であり、服用を中止することで症状が悪化することも考えられます。
- 病院の薬とサプリメント(健康食品)を一緒に飲んでも大丈夫?
飲み合わせが悪い場合もあるので、薬剤師までご相談ください。
- 高齢者に薬を使うときの注意点はありますか?
高齢者は薬のを分解・排泄するスピードが遅くなっていることが多く、お薬が効きすぎてしまうことがあります。とくに眠気やめまいなどの副作用が出やすいお薬を飲んだときは転倒に注意してください。